065_標本誤差とは何かを説明できる

対象となるすべてを調べる調査を「全数調査」といいます。
手間や費用を省くために、一部の人だけを選んで調べる方法もあります。このような調査を「標本調査」といいます。

全数調査は、集団の中をすべて調査しますので、集計した結果には、標本調査では必ず生ずる「標本誤差」が含まれません。
したがって、全体の結果はもちろんのこと、男女別の結果や詳細な地域別の結果なども統計として利用できます。

総務省統計局が実施している、例えば労働力調査や家計調査、社会生活基本調査やサービス産業動向調査などのほとんどの統計調査は、
標本調査により行われています。

http://www.stat.go.jp/teacher/c2hyohon.htm