034_対応のあるデータ、対応のないデータの意味を理解している

・対応のないt検定
2つの平均値間が独立である場合
(例)ある学校の3年1組と3年2組のテスト得点の比較

・対応のあるt検定
2つの平均値間が独立とはいえない場合
2つの平均値間に何らかの関連がある
(例)授業前と授業後のテスト得点の比較

http://psy.isc.chubu.ac.jp/~oshiolab/teaching_folder/datakaiseki_folder/03_folder/da03_03.html

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/154708.html

・「対応のある」方法:
個々のデータに比べたい相手がはっきり決まっているときに使います。これは、対になったデータの差を1系列のデータとみなして、その平均がゼロであるかどうかを検定しているのです。この方法が使えるかどうかは、データを対にすることの「もっともらしさ」で決まります。例えば、あるダイエット法に効果があるかどうか調べるときに、20人の人間にそのダイエット法をやってもらい、前後の体重を量るとします。このとき、同じ人間の前後の体重差を1つのデータとして扱うことは非常にもっともらしいでしょう。このようなとき「対応のある」検定方法を使います。

・「対応のない」方法は、2つのデータ系列をA、Bと呼ぶと、A全体の平均値とB全体の平均値が同じといえるかどうかの検定